チャロ・チェア チョマイト刺繍
チャレリア博物館に展示されているチャロ・チェアは、まさに職人技の傑作である。緻密な職人技が光る4脚のうちの1脚である。
それぞれのバンケットの刺繍には、チョマイトという繊細な糸が使われている。
この工程では、スツールの表面に穴を開け、ハートのウーステッド糸を織って複雑なデザインを作り出す。グレカ、チョリソ、ココル、そして椅子のひとつにはグレカの形をした見事なコラリロの装飾が施されている。また、後者には細かなランニング・ワークが施され、美術館に展示されているこの見事な作品にエレガンスと職人技のタッチを加えている。